STEP5 マテリアリティの特定

マテリアリティを特定するために、マテリアリティマトリックスを作成します。

1 から 10 の1 刻みで、X軸に「組織のビジネスへの影響」、Y軸に「ステークホルダーの関心度」を10配置し、各トピックをマトリックス上にプロットします。

X軸「組織のビジネスへの影響」は、STEP4 社会課題を認識する、で認識した社会課題を軸に、既存の業界レポート、自社での対応可能範囲、持続可能性評価、内部文書などから関連情報を収集することで決定することができます。

Y軸「ステークホルダーの関心度」は、STEP3 ステークホルダーを特定する、で特定したステークホルダーに向けてワークショップ、アンケート、インタビューなどの方法を使用して、ステークホルダーからの意見や懸念を収集することが効果的です。アンケート作成を利用して、各方面にアンケートを配布し回答を整理することも可能です。

Sustaina Cloudでは、マテリアリティマトリックスの第一象限に位置する社会課題をマテリアリティとしています。

Sustaina CloudはGRI(Global Reporting Initiative)が提唱するマテリアリティの特定プロセスに準拠して設計されています。GRIスタンダードの中で、マテリアリティの特定は、組織が持続可能性に関する最も重要な課題や影響を特定し、それに基づいて報告を行うためのキーとなるプロセスです。

以上で、マテリアリティの特定は完了です。

(画像準備中)

Updated on 2023年10月17日

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